建設技術情報(第16期)TECH16

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-07 港湾における防災DX技術の推進

既存データの変換・統合による3Dモデル化から防災シミュレーションまで

・既存情報から自動で3Dモデルを作成し,防災シミュレーションまで行う技術.

国土交通データプラットフォームをはじめ官民でこれまで蓄積してきた地質調査/土質試験データ,設計図面,地理情報など様々な情報を,自動リンク技術を用いて構造―地盤の3次元モデルを自動で作成し,さらにそのモデルにより地震・津波解析などの災害シミュレーションまで行える技術です.この技術は,既存情報から自動で3Dモデルを作成し,防災シミュレーションまでつなげることができることから,広域かつ多くのデータを省力化のもとで取り扱うことができ,港湾一帯の広域の防災・減災計画,対策の検討等に貢献します.

  • 港湾における防災DX技術の推進
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東洋建設株式会社 関東支店 営業第一部  担当 / 高田 直木