建設技術情報(第15期) - 防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術TECH15

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防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B03-通期 水災害リスクマッピングシステム・防災公園併設複合施設・防災教育動画

~ 安全・安心のためのハード・ソフト施策の推進と防災教育  ~

防災機能を有する複合施設の設計、水災害リスク予測システム、防災教育

安全・安心な居住環境創造のためには、ハードとソフトの整備、そして防災に関わる人々の意識の変革 が求められます。

① 建築と土木の協働による防災公園を含む複合施設の設計「幡ヶ谷二丁目複合施設」
防災公園、区営住宅・保育園・地域包括支援センターからなる4階建ての複合施設です。道路が狭小で、災害時に一時避難場所となる空地も少ない地域で、公園と建築の一体的整備が求められ、土木と建築の両設計分野が協働した、日本ではあまり例を見ないプロジェクトです。
本施設のデザインコンセプトや防災機能について展示します。

② RiKma 水災害リスクマッピングシステム
RisKmaは、雨による「浸水の危険性」を予測する日本初のシステムです。
水害の危険性が高い地域を予測し、浸水発生前の対策立案を可能とします。
メニュー1:全国版内水リスクマップ
例)洪水警報発表時に危険度の高い領域を地図上 で表示(図1)
メニュー2:バーチャル水面マップ
例)大河川における河川水位上昇による浸水リスクを表示

③ 防災教育動画の作成技術
防災教育のための動画作成(図2)に関するノウハウについて展示します。
・幅広い視聴者を想定したキャラクター設定やバリアフリー対応としての音声の字幕表示
・防災訓練等の防災イベント、教育現場での活用のための動画普及用配布ちらしの作成
・YouTubeへ掲載と他機関HPからのリンク

  • 水災害リスクマッピングシステム・防災公園併設複合施設・防災教育動画
  • 水災害リスクマッピングシステム・防災公園併設複合施設・防災教育動画
株式会社建設技術研究所 東京本社 技術統括部  担当 / 田口隆男

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B11-通期 災害復旧時における無人化施工技術

無人化施工による効率的・効果的な災害復旧技術

当協会は2000年(平成12年)11月、建設工事における無人化施工法の技術開発、普及促進および災害復旧工事に対応可能な無人化施工実施体制の構築と維持を目的として、建設業者、建設機械メーカー、無線機器メーカー、リース業者からなる18社によって設立されました。現在は22社になり、建設作業の安全性の確保と生産性の向上に資することを目的に活動を行っています。

無人化施工法は、平成5年の雲仙普賢岳の除石工事に、当時の建設省が無人化施工の「試験フィールド制度」を適用したことを契機に、飛躍的に発展し、これまで数々の災害復旧の実績を残しています。主な施工実績は以下の通リです。

2000年(平成12年) 有珠山噴火災害復旧
2001年(平成13年) 三宅島災害復旧
2010年(平成22年) 南大隅地すべり災害復旧
2011年(平成23年) 東日本大震災復旧
2011年(平成23年) 紀伊半島大水害復旧
2016年(平成28年) 熊本地震災害復旧

建設無人化施工協会はホームページ゙を開設し、無人化施工に関する最新の情報と種々の実績を公開し、無人化施工法の普及と可能性を追求に努力を重ねて参ります。

災害復旧時における無人化施工技術
建設無人化施工協会・建設無線協会 事務局  担当 / 丹

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B20-通期 NEac工法+ウレタン注入材

金属系柱脚をサビから守り老朽化を防ぐ!

特殊樹脂による柱脚の外部、内部の両面からの防食技術

①NEac工法(呼び:ねあっくこうほう)
高強力不織布にエポキシ樹脂を含浸させ接着させることにより、 防食性を高め
②ウレタン注入材
特殊ウレタン材を鋼管柱内部に施工し、内部からの防食性を高める。短時間での施工が可能であり、3倍以上の耐曲げ荷重があることを試験にて確認している。

①と②を併用し、躯体の長寿命化につなげる。

  • NEac工法+ウレタン注入材
  • NEac工法+ウレタン注入材
小泉製麻株式会社 戦略推進事業部門 開発マーケティング室  担当 / 岩崎

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B40-前期 鋼材破断非破壊検査SenrigaN

磁気センシングとIoTによる鋼材破断の非破壊検査ソリューション

磁気センシングとIoTによるコンクリート内部鋼材破断の非破壊検査

SnerigaNは、磁気センシングとIoTによってコンクリート内部の鋼材の破断を検知するソリューションです。鋼材の太さによって「磁気ストリーム法」「漏洩磁束法」の2つの計測手法を使い分け、破断の信号を検知します。
磁気ストリーム法とは、コンクリートの外側から内部鋼材に対して特殊な磁石をあてがい、1方向から磁場をかける事で、破断による磁場の急減衰現象を捉える方式です。ポステン桁のような太い鋼材の検査に適しています。
漏洩磁束法とは、特殊な磁石を用いてコンクリート内部の鋼材を磁化させ、破断による磁場の変化を捉える方式です。プレテン桁のような細い鋼材の検査に適しています。

  • 鋼材破断非破壊検査SenrigaN
  • 鋼材破断非破壊検査SenrigaN
コニカミノルタ株式会社 BIC-Japan  担当 / 新山将史

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B29-通期 亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術

コンクリート補修工
 ・亜硝酸リチウム内部圧入工法
 ・ひび割れ注入工法(低圧注入)
 ・表面含侵工法
 ・断面修復工法
 ・表面被覆工法

亜硝酸リチウムとは亜硝酸イオン(NO2⁻)とリチウムイオン(Li⁺)の化合物です。
亜硝酸イオンは鉄筋の不動態被膜を再生して鉄筋の腐食を抑制し、塩害・中性化対策として機能します。
リチウムイオンはアルカリシリカゲルを非膨張化させ、ASR対策として機能します。
亜硝酸リチウムを使用した当協会の工法をリハビリ工法と称し、全国で官公庁・民間を問わず多数の実績があります。

亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術
一般社団法人コンクリートメンテナンス協会 事務局  担当 / 植村 大樹

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B45-後期 コンボルト型屋外貯蔵タンクシステム

厳しい自然環境に適した屋外燃料タンクの設置について

コンボルト型燃料タンクは国内で唯一防油堤を省くことが可能な屋外貯蔵タンクです。その独自な堅牢構造で自然災害や外部衝撃にも強く、2001年に国土交通省が所轄するNETISにも登録されており、これまでに防衛施設、河川事務所、港湾施設、空港施設、自家車両給油施設など多くのインフラに採用されています。2019年には第3回インフラメンテナンス大賞にて優秀賞を受賞しました。

  • コンボルト型屋外貯蔵タンクシステム
  • コンボルト型屋外貯蔵タンクシステム
  • コンボルト型屋外貯蔵タンクシステム
  • コンボルト型屋外貯蔵タンクシステム
コンボルト・ジャパン株式会社 営業部  担当 / 大城、吉田

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B06-前期 地盤災害・土砂災害の監視システム

迅速に設置/監視が可能な転倒センサ、広範囲で監視が可能なタフセンサ

リアルタイムに検知が可能な防災センサ

①タフセンサ
鉄道や道路の沿線など、 長距離にわたる計測区間において、のり面崩壊・落石をリアルタイムに検知するのに適したセンサです。
最長1.5kmに渡る範囲の検知が可能です。
ケーブル状のセンサとなっており、設置作業が容易で経済性にも優れています。
崩壊位置を10mの精度で検知できます。
回転灯やサイレン等の出力装置に接続できます。
●NETIS登録No.
KT-200030-A 盛土崩壊・落石検知ケーブルセンサ(タフセンサ)

②転倒センサ
集中豪雨やゲリラ豪雨等により発生する土石流や斜面崩壊を、リアルタイムに捉えるのに適したセンサです。
転倒センサが崩壊や変状を検知すると、即座に回転灯による出力/メールでお知らせします。スマートフォンからいつでもデータを確認できます。
転倒センサは無線式となっており、設置が簡単です。設置環境に合わせて、特小無線式/地中無線式の2種類の転倒センサをご用意しています。地中無線式は、地中/水中/積雪の設置が可能です。

  • 地盤災害・土砂災害の監視システム
  • 地盤災害・土砂災害の監視システム
坂田電機株式会社 技術営業部  担当 / 長崎

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B36-後期 舗装の予防保全技術「ハイブローン工法」

リフレクションクラック抑制と遮水効果による舗装の長寿命化・予防保全工法

熱溶着型改質アスファルト乳剤を基層面に散布、厚層のアスファルト被膜を形成し、遮水効果を発揮し、リフレクションクラックを抑制します。

① 既設密粒舗装にひび割れが発生する場合、微細なクラックに充填され、リフレクションクラック抑制効果を発揮させます。
② 表層に排水性舗装を舗設する場合、既設舗装と表層の間に遮水層を形成し、遮水効果を発揮させます。
③ クラック防止シートと比べ、施工手間がかからず、工事を簡略化。材料・作業費用を削減できます。
「NETIS登録No」SK-140004-VE

  • 舗装の予防保全技術「ハイブローン工法」
  • 舗装の予防保全技術「ハイブローン工法」
  • 舗装の予防保全技術「ハイブローン工法」
  • 舗装の予防保全技術「ハイブローン工法」
昭和瀝青工業株式会社 営業部  担当 / 大野

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B08-通期 土を固めるセメント系固化材

安全・安心な社会を構築するために

セメント系固化材

セメント系固化材は土を固めるためのセメントで、ポルトランドセメントを母材として固化に有効な諸成分を添加・調整し製造されます。
近年、我が国では地震、台風、集中豪雨などの自然災害が多発、激甚化しており、防災・減災工事、復旧・復興工事においてセメント系固化材の用途が拡がっています。例えば、地震時の液状化被害を軽減するための格子状の地盤改良、河川堤防を強化するための地盤改良、粘り強い海岸堤防を構築するための陸側法尻部の地盤改良、既設構造物を耐震補強するための地盤改良などで、その効果が実証され、セメント系固化材の役割が大きくなっています。暮らしを下から支え、安心・安全な社会の構築に貢献していきます。

  • 土を固めるセメント系固化材
  • 土を固めるセメント系固化材
  • 土を固めるセメント系固化材
  • 土を固めるセメント系固化材
一般社団法人セメント協会 普及部門  担当 / 小宮山、中村

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B25-通期 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術

コンクリート構造物およびアスファルト舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術

【1】補修・メンテナンス・補強技術
1)既設構造物の後施工耐震補強工法:「ポストヘッドバー」
2)「CFパネル:炭素繊維シート複合パネル」
3)低粘度型アクリル樹脂を用いたひび割れ補修工法:「スーパーJ」

【1】補修・メンテナンス・補強技術
1)後施工耐震補強工法:「ポストヘッドバー」
既設鉄筋コンクリート構造物の内側から削孔し、専用モルタル充填後に、後施工プレート定着型せん断補強鉄筋“ポストヘッドバー”を挿入し、躯体と一体化を図り、部材のせん断耐力を向上させる耐震補強工法です。

2)コンクリート構造物の補修・補強工法:「CFパネル:炭素繊維シート複合パネル」
トンネル覆工のはく落防止、曲げに対する補強材、柱部材の耐震補強工法に使用するパネル。軽量なパネルのため人力のみでの施工が可能です。

3)低粘度型アクリル樹脂を用いたひび割れ補修工法:「スーパーJ」
下地処理が不要、かつ速硬性の低粘度型アクリル樹脂を、ひび割れ部への低圧注入・刷毛塗り、ローラー塗布により、コンクリート構造物の延命化を図ります。

  • 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
  • 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
  • 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
大成建設グループ(成和リニューアルワークス株式会社) 成和リニューアルワークス 技術部  担当 / 岡本 晋

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B25-通期 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術

コンクリート構造物およびアスファルト舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術

【2】モニタリング技術
1)コンクリートひび割れ画像解析技術:「t.WAVE」

【2】モニタリング技術
1)コンクリートひび割れ画像解析技術:「t.WAVE」
コンクリートひび割れ画像解析技術「t.WAVE」は、一般的なコンクリート構造物だけでなく、高架橋などの高所やアクセス困難な箇所もドローンを用いて撮影した画像から、ひび割れ状況の定量的な評価が可能な技術です。ル。軽量なパネルを人力のみでの施工が可能です。

大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
大成建設グループ(大成建設株式会社) 本社技術センター  担当 / 片倉 徳男

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B25-通期 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術

コンクリート構造物およびアスファルト舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術

【1】補修・メンテナンス・補強技術
1)舗装の長寿命化:リラクスファルトHT舗装
2)構造物の延命化:ワンダーコーティングシステム~ガラスコートシリーズ~
3)ホロレンズを活用した地中の見える化技術

【1】補修・メンテナンス・補強技術
1)リラクスファルトHT舗装
舗装の長寿命化を目指して開発した、ひび割れとわだち掘れの発生を抑制できる舗装です。

2)ワンダーコーティングシステム ~ガラスコートシリーズ~
一般のペンキのように塗るだけで形成したガラス質膜により、構造物への劣化因子の浸入を防止できる技術です。構造物への汚れや落書き、張り紙が容易に落とせる効果もあり、美観の保持にも有効です。

3)ホロレンズを活用した地中の見える化技術
BIM/CIMで作成したデータをウェラブルのホロレンズに搭載し、実像にバーチャル画像を組み合わせることで、地中内の埋設物を見える化する技術です。

  • 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
  • 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
  • 大成建設グループのインフラ長寿命化・メンテナンス・補強技術
大成建設グループ(大成ロテック株式会社) 大成ロテック 営業本部  担当 / 藤田 広志

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B15-通期 ステンレス製透水化粧ふた Tosk Remake Cover

ゴミは防ぎ雨水だけ通す次世代の側溝・集水ますふた

〝Tosk(トスク)〟は水の流れる隙間が生じるように、天然砂利を特殊樹脂で固めた構造体で、側溝ふたや集水マスふた・透水性舗装材などに応用する技術となります。
Toskは高い透水性(透水係数1.3cm/s)を有し、雨量にして100mm/hの降雨でも地表に雨を残さず浸透させます。この技術を用いて豪雨による災害、雨天時のスリップ(滑り抵抗係数C.S.R:0.78)を抑制します。
また、表層に使う天然砂利は25種類から選べ、あらゆる景観に合わせられます。

  • ステンレス製透水化粧ふた Tosk Remake Cover
  • ステンレス製透水化粧ふた Tosk Remake Cover
  • ステンレス製透水化粧ふた Tosk Remake Cover
ダイドレ株式会社 Md&Tosk関連事業部  担当 / 天羽

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B13-通期 土構造物の耐震補強技術

ミニアンカーPI/ハイビーネオ

1.ミニアンカーPI
先端拡大部を有する補強材による既設擁壁補強工法
2.ハイビ―ネオ
改良土とジオグリッドを組み合わせた新しい補強土壁

ミニアンカーPIは老朽化した擁壁の補修や擁壁の耐震性を高める工法です。先端拡大部を有する補強材を擁壁表面から挿入定着させることにより、既設擁壁を現状のまま補修・補強することができます。先端拡大部の支圧抵抗+グラウトの加圧注入効果により大きな抵抗を有するため、鉄筋挿入工に比べ長さを短くしたり本数を少なくできます。

ハイビーネオは高強度の改良土(短繊維混合安定処理土)を壁面工とし、補強材(ジオグリッド)と組み合わせた補強土壁です。壁面材は鋼製枠と組み合わせた軽量薄型な壁面パネルを用いるため、施工の省力化、効率化が図れます。また、壁面に改良土を用いることで背面盛土材の対象土質が広範囲となり、現地発生土を有効利用できます。

担当 / 中谷

  • 土構造物の耐震補強技術
  • 土構造物の耐震補強技術
  • 土構造物の耐震補強技術
  • 土構造物の耐震補強技術
大日本土木株式会社 技術開発部  担当 / 鎌田、中谷

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B43-後期 特殊コンドルファ始動器「Vスター」

電動機の始動電流を抑えることにより非常用自家発電設備を小型化する装置

雨水排水ポンプ等の駆動元となる三相モータ用の減電圧始動器で、始動タップの始動途中可変が可能なコンドルファ始動器

特殊コンドルファ始動器は、始動電圧を途中で可変できるように加速タップを追加した。初期始動50%印加→加速時70%印加→100%(運転)と3段階の過程を踏む。低いタップから始動し始動電流を抑制する。途中で加速し加速トルクを得て運転へ移行する。結果、発動発電機の容量を小さく出来経済性の向上や工程の短縮が図れ、CO2が低減できるので環境の改善が期待できる。

特殊コンドルファ始動器「Vスター」
電光工業株式会社 営業部  担当 / 清水

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B47-通期 COLOPATスキャン

鋼製支柱埋設部の腐食による減肉を可視化

鋼製支柱根元に装置を設置し、磁場の乱れを測定する。データを解析し腐食による減肉具合を波形で可視化する。

COLOPATスキャンは道路標識や街灯など鋼製支柱を対象としている。
鋼製支柱は、経年劣化による腐食が引き金となり倒壊することが問題となっているため、大きな事故を引き起こす前に適切な対応が必要となる。

コンクリートやアスファルトに埋まり、外観からでは見ることのできない腐食による減肉状態を波形で360度可視化することができる。
健全部と埋設部の磁場の乱れのデータを取得するため、鋼製支柱を2周円周方向に走査し、解析する。

従来ではコンクリートブレーカーで掘削を行い、超音波探傷器を使って残存肉厚を測定するのが主流だった。
本装置は、360度走査するため未試験部を無くし、掘削工事を必要としないというメリットがあり、時間を大幅に短縮する。

  • COLOPATスキャン
  • COLOPATスキャン
  • COLOPATスキャン
東京理学検査株式会社 技術開発部  担当 / 杉山

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B38-後期 コンクリート中鋼材の腐食防止技術の紹介

塩害劣化を受けるコンクリート構造物の延命化に有効な電気防食技術

インフラ維持管理 コンクリート構造物 鉄筋腐食 延命化 塩害劣化 電気防食 NAKAROD方式

コンクリート構造物の塩害劣化…外部よりコンクリート中に侵入してきた塩化物イオンによって鋼材が腐食し、さびの体積膨張によりかぶりコンクリートが剥落し、構造物の耐力を低下させる現象です。

電気防食…陽極システムからコンクリート中の鋼材に防食電流を供給し、電気エネルギーによって鋼材を腐食から守る工法です。電気防食工法には外部電源方式と流電陽極方式があります。鋼材の表面では酸化反応(鉄の溶解)と並行して還元反応も生じ、腐食が進行します。流電陽極方式では、陽極システム(亜鉛)を設置して鋼材と接続すると、起電力が発生して陽極システムから鋼材に向かって電流が流れます。このとき、陽極システムでは酸化反応(亜鉛が溶解)が進行し、鋼材の表面で生じていた酸化反応が消滅して、還元反応だけが生じて腐食反応を抑制します。これが電気防食の原理です。

NAKAROD方式…商用電源を必要としない流電陽極方式の電気防食工法であり、電力供給が困難な構造物への適応が可能で停電の影響も受けません。線状の陽極を使用しているため、目視によるコンクリート表面の確認が可能となり、維持管理性に優れています。また、陽極システムのユニット化に成功し、従来の工法よりも飛躍的に施工性が向上しました。
NETIS登録番号 KT-180059-A(線状流電陽極方式電気防食工法)

  • コンクリート中鋼材の腐食防止技術の紹介
  • コンクリート中鋼材の腐食防止技術の紹介
  • コンクリート中鋼材の腐食防止技術の紹介
  • コンクリート中鋼材の腐食防止技術の紹介
株式会社ナカボーテック 事業開発部 開発一課  担当 / 山口

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B23-通期 アスファルト舗装の長寿命化工法

・リフレッシュシールMix-H
・スーパーEpoアスコン

・予防的な道路維持工法
・高耐久性舗装

「リフレッシュシールMix-H」は、特殊改質剤を添加した最大粒径5mmの加熱アスファルト混合物を既設路面に敷均し、転圧する表面処理工法です。たわみ性、耐流動性、耐久性に優れるので、予防的な道路維持工法として舗装の長寿命化が図れます。
「スーパーEpoアスコン」は、アスファルトの持つ柔軟性と、エポキシ樹脂の強靱性を併せ持つ高耐久性舗装のため、舗装の長寿命化に貢献できます。

  • アスファルト舗装の長寿命化工法
  • アスファルト舗装の長寿命化工法
日本道路株式会社 東京支店営業部  担当 / 永倉

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B31-通期 バンデックスフレキシン工法

超大漏水にも対応した止水工法の決定版

2液混合型アクリル系止水剤と超高圧の専用注入機を使用する一体型止水工法

2液混合型のアクリル系止水剤を専用注入機を用いて高圧で注入することによりあらゆる漏水状況に対応可能な止水工法です。
従来の止水材料と比べ粘性、弾性、膨張性など止水能力を向上する特性がいくつもあり、多量の漏水や躯体の揺れ・動きに強い革新的な止水能力を持っています。

バンデックスフレキシン工法
日本バンデックス株式会社 東日本営業所  担当 / 清水

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B41-前期 気流コントロール型防風防雪柵

シミュレーション解析により風向変換式有孔板の組み合わせを選択する防風・防雪柵

これまでの防風・防雪柵は、遮へい部に均等に孔を配置した有孔板を用いて、柵を通過する風雪の速度を減速することにより、風や雪を抑えていました。実際には、各対策ケース毎に防風雪対象物が異なり、柵からの離れや広さに応じた設計が望まれます。
当技術は、防雪対象や現地状況に合わせて気流の向きを変換するDCパネルや従来型有孔板を組み合わせ、その効果をシミュレーションで評価し提案するものです。

気流コントロール型防風防雪柵
株式会社ノースプラン  管理部  担当 / 飯田
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