建設技術情報(第15期) - 状態把握のモニタリング技術TECH15

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防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B40-前期 鋼材破断非破壊検査SenrigaN

磁気センシングとIoTによる鋼材破断の非破壊検査ソリューション

磁気センシングとIoTによるコンクリート内部鋼材破断の非破壊検査

SnerigaNは、磁気センシングとIoTによってコンクリート内部の鋼材の破断を検知するソリューションです。鋼材の太さによって「磁気ストリーム法」「漏洩磁束法」の2つの計測手法を使い分け、破断の信号を検知します。
磁気ストリーム法とは、コンクリートの外側から内部鋼材に対して特殊な磁石をあてがい、1方向から磁場をかける事で、破断による磁場の急減衰現象を捉える方式です。ポステン桁のような太い鋼材の検査に適しています。
漏洩磁束法とは、特殊な磁石を用いてコンクリート内部の鋼材を磁化させ、破断による磁場の変化を捉える方式です。プレテン桁のような細い鋼材の検査に適しています。

  • 鋼材破断非破壊検査SenrigaN
  • 鋼材破断非破壊検査SenrigaN
コニカミノルタ株式会社 BIC-Japan  担当 / 新山将史

防災・減災・国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B47-通期 COLOPATスキャン

鋼製支柱埋設部の腐食による減肉を可視化

鋼製支柱根元に装置を設置し、磁場の乱れを測定する。データを解析し腐食による減肉具合を波形で可視化する。

COLOPATスキャンは道路標識や街灯など鋼製支柱を対象としている。
鋼製支柱は、経年劣化による腐食が引き金となり倒壊することが問題となっているため、大きな事故を引き起こす前に適切な対応が必要となる。

コンクリートやアスファルトに埋まり、外観からでは見ることのできない腐食による減肉状態を波形で360度可視化することができる。
健全部と埋設部の磁場の乱れのデータを取得するため、鋼製支柱を2周円周方向に走査し、解析する。

従来ではコンクリートブレーカーで掘削を行い、超音波探傷器を使って残存肉厚を測定するのが主流だった。
本装置は、360度走査するため未試験部を無くし、掘削工事を必要としないというメリットがあり、時間を大幅に短縮する。

  • COLOPATスキャン
  • COLOPATスキャン
  • COLOPATスキャン
東京理学検査株式会社 技術開発部  担当 / 杉山
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