建設技術情報 - 標準化等による生産性向上TECH

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/ B-1 TFバリア

構造物設置型落石防護工

日本国内において発生頻度の高いとされている200kJ以下の運動エネルギーを有する落石に対して有効な落石防護柵です。構造物上に腰掛けるように設置することができる「くの字」型支柱を採用しており,代表的な構造物に対応できるよう数種類の支柱形状を標準仕様としています。このように,部材を規格化し,支柱形状を現場に合わせ易い形状とすることで,設計・施工効率の向上を図っています。

TFバリアの特長は以下の通りです。
①実物大実験により性能確認を行っています。
②従来型の落石防護柵に比べ費用対効果が優れています。
③シンプルな構造なので,部材の交換が容易です。
④構造物の背面に反力をとる構造であるため,既存構造物の補強効果が見込めます。また実物大実験により,落石捕捉時に構造物の損傷が見られないことも確認しています。

NETIS登録No. KT-180002-A
東亜グラウト工業株式会社 防災グループ技術開発部 技術開発部  担当 / 溜池

/ B-2 SFT工法、アール・アンド・シー(R&C)工法、フロンテジャッキング工法、ESA工法

立体交差工事における低土被り施工を得意とする技術・非開削施工で立体交差をつくる技術

アンダーパス技術協会は、鉄道や道路等、既存の交通施設との立体交差化による、インフラ整備を行う施工法の改善を図り、仮設材や施工技術の標準化と、施工部材の共通化によって、工事費と工程の軽減を提案します。
紹介する4技術の共通点は、非開削により、プレキャスト等のRC構造や、セグメント構造の地下構造物を設置する技術であること、施工後の維持管理が容易であることなどです。
箱形ルーフ部材とボックスカルバートを置き換えるR&C工法とSFT工法は、地表から浅い位置にボックスカルバートを設置することが可能です。箱形ルーフ部材は、標準化されているため、押し出したあと再使用します。
フロンテジャッキング工法とESA工法は、PCケーブルを使用して、地下構造物をけん引し、非開削による立体交差施工が可能な技術です。特に、ESA工法は長距離施工を特長とした技術です。

アンダーパス技術協会 事務局  担当 / 丸田/中村

/ B-3 PRISM(プリズム)工法

プレキャストパネルによる水中橋脚の耐震補強技術

本工法は、大規模な仮締切を省略し、ドライアップを必要としないRC 橋脚の耐震補強工法で、補強用鋼材を内包した高耐久性プレキャストパネルを気中でリング状に組み立てて水中に沈設し、既設橋脚との間に水中不分離性コンクリート(またはモルタル)を充填して、既設橋脚と一体化させる耐震補強工法です。【図1】
標準的な施工方法として、プレキャストパネルを施工の進捗に合わせて工場より搬入し、現地ではプレキャストパネルの組立・沈設と間隙への充填を交互に進めます。【図2】
プレキャストパネルの基材は低水セメント比のコンクリートであり、厳しい塩害環境下でも高い耐久性を発揮します。プレキャストパネルに内包された補強鋼材(帯鉄筋)をかみ合わせ方式の機械式接手で接合し、リング状に閉合することで橋脚をせん断補強・じん性補強します。【図3・図4】
PRISM工法は平成24年8月に技術審査証明を取得しています。

評価・証明 一般財団法人 土木研究センター 建技審証 第1202号
前田建設工業株式会社 東京土木支店 営業第1部 第2グループ  担当 / 今井
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