建設技術情報TECH

/ A7-9 PPTS自動運転

地盤情報を推定し、杭打ち作業を自動化

『PPTS自動運転』とは、杭圧入施工中に得られる圧入力やトルクなどのデータから地盤情報を推定し、圧入機自身が自動制御によって地盤に応じた最適な設定で施工を行う技術です。
従来のオペレーター操作による運転に比べ、圧入時間を30%短縮させることができ、省力化・省人化が図れます。
また、PPTS自動運転で取得したデータを専用ソフトで解析することで、地盤のN値や種類を推定し表示することが可能です。現場で直接取得できることはもちろん、インターネット経由で遠隔接続することで、事務所などの離れた場所からでもリアルタイムに取得・閲覧可。データを印刷することで客観的な判断材料を得ることができ、打止管理など完成検査の簡略化の一助となります。

PPTS自動運転
NETIS登録No. SK-170006-A
株式会社技研製作所 工法事業部  担当 / 梶野 浩司