建設技術情報TECH

/ A6-4 超高速凝集沈殿装置

フロックの超高速分離による装置の小型化とIoTによる遠隔管理

濁水処理を超高速で行う凝集沈殿装置となります。従来技術では可搬式角型シックナーを使用して凝集沈殿処理を行っていました。開発技術を活用することにより、フロックの高密度化による超高速分離が可能となり装置の小型化、経済性の向上、設置工事の工期短縮、処理水品質の向上が図れます。沈降促進剤としてマイクロサンドを添加することにより緻密なフロックが生成され、この結果生成フロックを60m/h~120m/hの超高速で分離ができます。また、インターネットを経由し超高速凝集沈殿装置の運転状態を遠隔監視して装置の維持管理も行い、安定した処理水質を確保できます。

  • 超高速凝集沈殿装置
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NETIS登録No. KT-160149-A
評価・証明 事後評価未実施技術
株式会社アクティオ エンジニアリング事業部 技術部  担当 / 石田・秦