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/ A1-5 ICT技術を用いた生産性向上に関する技術

「ロードキャプチャー」ほか「ND・IT施工モデル」「i-Construction」「3次元CIMモデル」

当技術は、路面性状計測車「ロードキャプチャ」と道路情報をデータベース化して視覚的に表現しつつ、将来の路面性状値の変化を予測することで短期および中長期の補修計画を立案できるソフトウェア「アセットマネジメントシステム」の組み合わせ技術です。
「ロードキャプチャ」は、乗用車が走行可能な道路であれば使用でき、舗装点検要領にも記載されているひび割れ、わだち掘れ、平たん性、IRIを迅速に計測して位置情報とリンクしてデータベース化して、それぞれ将来予測します。これらのデータは、利用者が自由に定めるしきい値で色分けされ地図上に表示し、どの区間の損傷が進んでいるのか直感的に理解できます。気になる地図上の位置をクリックすると詳細データを見ることができます。道路台帳や補修履歴等もデータ化できる他、苦情記録簿のような情報も画像データとして記録することができため、様々な情報の一元管理により舗装管理を効率化できます。

  • ICT技術を用いた生産性向上に関する技術
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日本道路株式会社 東京支店  担当 / 川崎